DPIを極端に高くしたり 低くすること
DPI(Dots Per Inch)
DPIはマウスをどれだけ動かすと画面上のマウスポインターがどれだけ動くかを表す数値だ。 400DPIなら、マウスを1インチ動かすとマウスポインターは400ドット分動く
ゲーミングマウスのDPIは400DPIから1600DPIの間に設定するのが一般的です。
これより低いと異様にカーソルがカクカクするようになりますし、高すぎると僅かな手の震えさえもカーソルに伝わったり、ゲーム内感度をちょっと変えるだけで振り向きが大きく変わってしまい調整が難しくなってしまいます。
例えば800DPIゲーム内感度0.4と400DPIゲーム内感度0.8だとマウスの振り向き距離は同じだが、センサーが読み取る間隔が400DPIの方が少ないので、マウスをゆっくり動かしたりするとクロスヘアが多少飛び飛びで動いているのが分かるはずだ。
つまり100DPIなど過度に低かったり、逆に高くするのは良くない。
特別な意図があるならいいですが、何もわからない内は平均的な800DPIに設定するのがよいでしょう。
自分の感度を見つける前に小さいマウスパッドを使うこと
もしあなたがハイセンシなら小さいマウスパッドでもいいですが、
自分の感度を見つけれていない時に小さいマウスパッドを使うとローセンシにすると物理的に振り向くスペースが無くなってしまい、結果として感度を上げる他無くなってしまいます。
初心者の時こそ横幅が45cm以上、縦幅が40cm以上ある大きいマウスパッドを使ったほうがいいでしょう。
参考までにロジクールの人気マウスパッド G640は46cm×40cmで3000円程度です。
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他にも日本製で大人気のartizanはXLサイズが49cm×42cmなのでこのあたりのマウスパッドがおすすめです。
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大きいマウスパッドを置くスペースがないこと
これは上のことと同じですね。どうしてもスペースがない場合はハイセンシで練習を重ねましょう。
感度をすぐに変えること
自分に最適な感度は変えた直後からわかるわけではありません。ましてや初心者の内は基礎的なエイム力があるとは限らないわけです。そんな中すぐに感度を変えるとエイムをする感覚が定着せずになかなか上達しなくなってしまいます。
一方である程度エイム練習を積み重ねていった上で感度を変える分には実はあまり問題がありません。
競技エイムコミュニティであるVoltaicが出しているエイム上達法にも、今まで練習したエイム力はマッスルメモリーとして体に記憶され、その筋肉の動かし方はたとえ感度を変えたとしても通用すると言っています。
事実一つのゲームでエイム力があるプレイヤーは別のゲームに行って感度が変わったとしてもエイムが良い人が大半です。
また初心者の内にエイム練習をすると手や腕がひどく疲れる場合もありますが、これは筋トレと同じく今まで使ってなかった筋肉、エイム筋を使っているからです。これを鍛えることでたとえ感度を変えてもマウスを制御する能力に変わりはありません。
ハイセンシしか試さないこと
プロの感度を見てもハイセンシは一部の人のみが設定している稀な設定です。
そのため一度はローセンシやミドルセンシといった設定を試した方が多くの人にとっても、最適な感度が見つかる可能性が高いです。
マウスを動かすときに手首しか使わないこと
事務作業をするときのように手首だけでマウスを動かすことはFPSで視点を動かす際にはあまり最適ではないです。
手首しか使わないとローセンシやミドルセンシですら視点移動がぎこちなくなってしまい、技術が向上しないかハイセンシにするしかない状況になってしまいます。
これは手首だけを机の上に置いてる場合に置きやすいので、ある程度腕全体を机の上に置くことで解消されることが多いです。
このあたりのゲーム時の姿勢についてはまた別動画で詳しく説明しようと思います。
目安
参考まで800dpi×0.25~0.45の範囲がミドルセンシだと考えればいいと思います。少し範囲が広いですが、プロの平均値が800dpi×0.35くらいなので、この範囲で物足りないならよりローセンシに、もしくはよりハイセンシにすればいいと思います。
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